【Story2】マルシェではお客さんは”ストーリー”で呼び込む?〈前編〉

「太陽のマルシェ」(中央区勝どき)で出会った、樽脇園(たるわきえん)の樽脇靖明さんです

ORCHIDS Stories(オーキッズ・ストーリーズ)では、環境保全型農業の六次産業化・農商工連携を応援する目的で、ファーマーズ・マーケット(以下、「マルシェ」)の人気商品・ファーマーをご紹介しています。【Story2】は、9月13日(日)に「太陽のマルシェ」(中央区勝どき)で出会った、樽脇園(たるわきえん)の樽脇靖明さんです。〈前編〉・〈後編〉に分けてお送りします。

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こんな商品をつくっています

樽脇園さんは、お茶の名産地、静岡の川根で、有機のお茶を生産・直売している。「川根茶」で有名なこの地は、高冷地(海抜600m)で、適度な日光と霧による水分に恵まれ、香り高いおいしいお茶ができる。今回、樽脇園さんが紹介してくれたのは、数ある人気商品の中でも、今最も注目度が高いという「おがっティー」だ。

 

「おがっティー」とは、その特徴的なネーミングが印象的だが、ひとことで言えば、”杉入りの粉末茶”だ。静岡理工科大学の志村史夫教授の発案に基づいて開発された、食用杉パウダー(「スーパーウッドパウダー」)が、粉末茶に入ったものだ。スーパーウッドパウダーとは、月齢伐採(月の満ち欠けに照らして最適な時期に伐採すること)で、天然乾燥させた杉おがこを煮沸精製し、パウダー状にしたものをいう。初めてそれを聞いたときには、「杉って、あの”木の”杉ですか?」と思わず聞き返してしまったほどだが、考えてみれば、木も植物にはちがいない。”木=食べられない”と鼻から決め付ける方が、先入観にとらわれていると言うべきなのかもしれない。



樽脇園「おがっティー(40g)」(写真中央)1000円(本体価格)

「おがっティー(40g)」(写真中央)1000円(本体価格)



実際に「おがっティー」を飲んだ方からは、「おがっティーを飲み始めてから花粉症の季節にマスクをつけなくなった」や、「花粉症の薬を飲む頻度が減った」などの喜びの声が寄せられているそうだ。このように、その取組みや効果などは着実に注目を集めており、先日はテレビ番組「世界一受けたい授業」でも紹介されている。食物繊維が豊富なため、便秘改善にもよさそうである。気になる方は、ぜひ一度試してみてはいかがだろうか。



樽脇園「おがっティー」

「おがっティー」を実際に飲んでみた。お茶の香りの奥に、ほんのりと杉の香りが漂う。フレーバーティーのようで、リラックス効果もありそうだ。



ここをお客さんに喜んでもらっています

「おがっティー」からもわかるように、樽脇園さんでは楽しい取組みやしかけがたくさん用意されている。〈後編〉で詳述するが、「満月の茶」と「新月の茶」の飲み比べや、「お茶の詰め放題(1000円)」などは毎回人気のサービスだ。「お茶の詰め放題」については筆者家族も大好きで、これまでに何度となく挑戦させていただいた。「どんどん詰めてってね~!」と樽脇さんが盛り上げてくれるので、半分むきになりつつも、つい夢中になって袋がパンパンになるまで詰めてしまう。その活気ある雰囲気につられ、人の往来のスピードが速い立地にあっても、樽脇園さんのお店にはひっきりなしにお客さんが訪れる。



「太陽のマルシェ」(中央区勝どき)で出会った樽脇園(たるわきえん)の樽脇靖明さん

樽脇園(たるわきえん)の樽脇靖明さん。「ぜひ一度飲んでみてください。」



ファーマーへのお問合せ・出店情報などはこちら。

お茶の樽脇園

http://taruwaki-en.jimdo.com

 

Facebook: 「お茶の樽脇園

オンラインストア: 「樽脇園のオンラインストア



〈後編〉へ続く


大見謝 恵(Orchids Omisha株式会社 代表取締役)

1987年生まれ、デロイト トーマツ(経営コンサルタント)→個人投資家→Orchids Omisha㍿(オーキッズ・オオミシャ)を創業。『harmony and happiness』をビジョンに、環境保全型農業向け六次産業化・農商工連携コンサルティング、環境保全型農業向けPR戦略立案・実行支援、Jimdoを使用したWebサイトの制作・運用等を、全国各地で行っている。好きな言葉は、「人の行く裏に道あり花の山」。趣味は、自然派日本酒と、自然食。


マルシェ情報


Orchids Omisha 株式会社

http://www.orchids-omisha.com