【Story6】マルシェでは、お客さんの”アハ体験”を誘え?〈後編〉

「YEBISUマルシェ」(目黒区三田)で出会った、プレインカンパニー株式会社、代表取締役の朽名健人さん

ORCHIDS Stories(オーキッズ・ストーリーズ)では、環境保全型農業の六次産業化・農商工連携を応援する目的で、ファーマーズ・マーケット(以下、「マルシェ」)の人気商品・ファーマーをご紹介しています。【Story6】は、10月11日(日)に「YEBISUマルシェ」(目黒区三田)で出会った、プレインカンパニー株式会社、代表取締役の朽名健人(くつな けんと)さんです。〈前編〉〈後編〉に分けてお送りします。

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こんなことを心がけています

朽名さんは、生産者の方の想いを伝えることを、何よりも第一に考え、大切にしているという。出店した当初は試行錯誤が続いたそうだが、それでもなお、「”売りたい”より、”伝えていきたい”んです。」という朽名さんの言葉は印象的だった。

生産者の方についてはもちろんだが、実際に、バルサミコ酢については、こんなお話を教えていただいた。バルサミコ酢の本場、イタリアでは、バルサミコ酢の保存樽を嫁入り道具として持っていく風習が、今でも続いている地域があるという。各家庭で女性が代々バルサミコ酢をつくっており、樽の種類や状態などで変わるバルサミコ酢が、”自分の家の味”というわけだ。



お店の様子。きれいに商品が陳列されたお店では、各種エキストラバージンオリーブオイル、バルサミコ酢を試すことができる。

お店の様子。きれいに商品が陳列されたお店では、各種エキストラバージンオリーブオイル、バルサミコ酢を試すことができる。



こうした話は、詳しい人から教えてもらわないことには、わからないことが多い。知ることによって、商品への理解が一面的なものから立体的なものへと変わり、俄然、購入意欲がわいてくる。食べ物の”おいしさ”は、単に”味”だけのおいしさにとどまらない。”誰かと一緒に食べるおいしさ”もあれば、そのものの”ストーリーを知ることによって感じるおいしさ”もあるだろう。プレインカンパニーさんの取組みは、もともと素晴らしい素材の持ち味を、さらに引き出すための、簡単ではない”ひと手間”なのだろう。



収穫されたデラウェア種。

収穫されたデラウェア種。

樽で熟成している様子。

樽で熟成している様子。

朽名さんと、生産者の若月さん。

朽名さんと、生産者の若月さん。




ORCHIDS Stories' メモ

いかがだっただろうか。マルシェに出店する目的はそれぞれであり、成果や手法に正解はないと思っている。そんな中で、ORCHIDS Storiesが、マルシェに出店中の方、出店を検討中の方を問わず、何かの参考になれば幸いだ。ぜひ”楽しい”機会となることを願っている。最後に、今回のインタビューを経て、筆者のメモを残しておく。

 

  1. 本物にこだわる
  2. 希少性の高い商品を紹介する
  3. 生産者の方の想いや、商品のストーリーを伝える



プレインカンパニー株式会社の朽名健人(くつな けんと)さん。「情報が少ないからこそ、お客さんにはいいものに触れる機会を増やしてほしいです。ぜひ一度食べに来てください。」

プレインカンパニー株式会社の朽名健人(くつな けんと)さん。「情報が少ないからこそ、お客さんにはいいものに触れる機会を増やしてほしいです。ぜひ一度食べに来てください。



ファーマーへのお問合せ・出店情報などはこちら。

プレインカンパニー株式会社

www.plain-company.com



【Story6】おわり


大見謝 恵(Orchids Omisha株式会社 代表取締役)

1987年生まれ、デロイト トーマツ(経営コンサルタント)→個人投資家→Orchids Omisha㍿(オーキッズ・オオミシャ)を創業。『harmony and happiness』をビジョンに、環境保全型農業向け六次産業化・農商工連携コンサルティング、環境保全型農業向けPR戦略立案・実行支援、Jimdoを使用したWebサイトの制作・運用等を、全国各地で行っている。好きな言葉は、「人の行く裏に道あり花の山」。趣味は、自然派日本酒と、自然食。


マルシェ情報


Orchids Omisha 株式会社

http://www.orchids-omisha.com