【Story25】マルシェでは、エネルギーのバトンをつなごう?〈前編〉

こめる農園∞こめる食堂の大島孝仁さんと、誠子さん。

ORCHIDS Stories(オーキッズ・ストーリーズ)では、環境保全型農業の六次産業化・農商工連携を応援する目的で、ファーマーズ・マーケット(以下、「マルシェ」)の人気商品・ファーマーをご紹介しています。【Story25】は、10月29日(土)に「自然栽培フェア2016」(中野区中野)で出会った、こめる農園∞こめる食堂の大島孝仁さんと、誠子さんです。〈前編〉・〈後編〉に分けてお送りします。

ORCHIDS Storiesは、メルマガ「ORCHIDS Newsletter」(無料)でもお届けしています。

こんな商品をつくっています


こめる農園さんは、長野市松代町で、無農薬栽培・循環農法によるお米作りと、自家栽培のお米を使った加工品作りを行っている。循環農法というのは、作物がその土地に住む人間の情報を反映して生育すると考え、「その土地の情報を食べる(身土不二)ことで、情報が回る作物作り」(大島さん)を目指すという、情報栄養学の理論に基づいて実践されるお米作りだ。今回、こめる農園さんには、次の二つの商品ご紹介いただいた。

 

一つ目は、グルテンフリーの「米粉グラノーラ」だ。自然な甘みと、大粒でザクザクした食感に仕上げているのが特徴で、お菓子感覚で、パクパクといただけるのがうれしい逸品だ。「人にあげたくなるグラノーラを目指してつくりました。」という大島さんの言葉の通り、アレルギーの方なども、喜んで食べてくれるということだ。米粉グラノーラには、お米の魅力を知ってもらい、お米にふれるきっかけにしてほしいという、大島さんの願いがこめられている。

こめる農園∞こめる食堂の大島孝仁さんと、誠子さん。「米粉グラノーラ」 昔ながらの棚田で、不耕起栽培・冬季湛水によって育てられた、自家栽培米が使われている。ザクザクとした食感が人気だ。
「米粉グラノーラ」 昔ながらの棚田で、不耕起栽培・冬季湛水によって育てられた、自家栽培米が使われている。ザクザクとした食感が人気だ。

二つ目は、「米あめ」だ。米あめとは、お米に含まれるデンプンを、麦芽を加えて糖化させてつくる、天然発酵甘味料だ。米あめは、発酵させ、濾したものを、じっくり時間をかけて煮詰めていくことで完成する。こめる農園さんの米あめは、料理で使いやすいように、柔らかくトロトロとした状態に仕上げているのが特徴だ。砂糖を多用する現代人の体にとって、糖の吸収がゆるやかな米あめは、まさに体に優しい甘味料だ。

 

「エネルギーのあるお米をつくりたいんですよね。」と、大島さん。商品に宿ったエネルギーは、お客さんの心にも通じているようだった。日本古来のよさを生かした「なつかしい未来」(大島さん)が、ここにあった。

こめる農園∞こめる食堂の大島孝仁さんと、誠子さん。「米あめ」 べっこう飴のような風味は、滋味深さが際立つ。
「米あめ」 べっこう飴のような風味は、滋味深さが際立つ。

ここをお客さんに喜んでもらっています


家族や子どもに、安心して食べてもらうことができるという点が、特に喜ばれているという。実際、毎度パッケージの裏側を確認しなければならないのを、ストレスに感じる人も少なくないだろう。こめる農園さんの商品は、大島さんご夫妻の人柄も手伝い、安心して手に取ることができる。「お米も、めっちゃうれしいと思うんですよね。」と笑顔で話してくれた、大島さんの言葉が印象的だった。

こめる農園∞こめる食堂の大島孝仁さんと、誠子さん。「太陽、大地、空気…生きとし生けるものとつながっている、生きている喜びあふれるお米たちです!」
こめる農園∞こめる食堂の大島孝仁さんと、誠子さん。「太陽、大地、空気…生きとし生けるものとつながっている、生きている喜びあふれるお米たちです!」

ファーマーへのお問合せ・出店情報などはこちら。

こめる農園∞こめる食堂

Facebook: 「こめる農園∞こめる食堂

〈後編〉へ続く


大見謝 恵(Orchids Omisha株式会社 代表取締役)

1987年生まれ、デロイト トーマツ(経営コンサルタント)→個人投資家→Orchids Omisha㍿(オーキッズ・オオミシャ)を創業。『harmony and happiness』をビジョンに、環境保全型農業向け六次産業化・農商工連携コンサルティング、環境保全型農業向けPR戦略立案・実行支援、Jimdoを使用したWebサイトの制作・運用等を、全国各地で行っている。好きな言葉は、「人の行く裏に道あり花の山」。趣味は、自然派日本酒と、自然食。


マルシェ情報


Orchids Omisha株式会社

http://www.orchids-omisha.com